「アレグラ」という抗アレルギー薬をご存じの方は多いのではないでしょうか?
耳鼻科や皮膚科などでも医療用として使用されているお薬でもあります。
ドラッグストアで購入できる「アレグラ」シリーズに「アレグラFXプレミアム」というものがあります。
医療用の「アレグラ」、市販で購入可能な「アレグラFX」との違いなどを見ていきましょう!

お薬について正しく理解して、適切な選択をしましょう💡
「アレグラ」とは?
「有効成分:フェキソフェナジン」を含む、アレルギーのお薬です。
アレルギーの症状で分かりやすいのは、「花粉症」「アトピー性皮膚炎」「蕁麻疹」などでしょうか。
この「フェキソフェナジン」という成分は、第2世代抗ヒスタミン薬というグループに分類されます。
特徴としては「1日2回服用」「眠気が出づらい」といったところです。
ちなみに、一般的な総合風邪薬に配合されている抗アレルギー薬「クロルフェニラミン」「ジフェンヒドラミン」などは第1世代抗ヒスタミン薬に分類され、眠気や口の乾きが出やすくなっています。そのような副作用が出づらく、持続性があるところが第二世代抗ヒスタミン薬の特徴です。
医療用、一般医薬品で分類すると、
- アレグラFX(一般医薬品:第2類医薬品)
- アレグラFXプレミアム(一般医薬品:要指導医薬品)
- アレグラ錠(医療用:処方箋にて調剤)
の3種類があります。
「アレグラFX」とは?
こちらは一般用医薬品:第2類医薬品の為、ドラッグストアや薬局にて登録販売者もしくは薬剤師がいる店舗にて購入可能です。
【有効成分】フェキソフェナジン(120㎎/日)
【効能効果】花粉、ハウスダスト(室内塵)などによる次のような鼻のアレルギー症状の緩和:くしゃみ、鼻みず、鼻づまり
15歳以上での服用になります。
医療用と同成分・同用量を含んでいるお薬です。
医療用のアレグラ錠との違いは、「効能効果」「服用年齢」にあります。
【医療用:アレグラ錠 効能効果】
- アレルギー性鼻炎
- 蕁麻疹
- 皮膚疾患(湿疹・皮膚炎、皮膚そう痒症、アトピー性皮膚炎)に伴うそう痒
【医療用:アレグラ錠 用法用量】
12歳以上から1回60㎎、1日2回服用
となっています。
具体的な違いは、
- 一般用医薬品の効能効果は「鼻の症状」のみ
- 一般用医薬品の服用できる年齢は「15歳以上」
となります。
「アレグラFXプレミアム」とは?
では要指導医薬品である「アレグラFXプレミアム」はどのようなお薬なのでしょうか??

結論から言うと、
「鼻づまり」の成分が追加されたアレグラFX
となります。
有効成分:フェキソフェナジン、プソイドエフェドリン
この「プソイドエフェドリン」が鼻粘膜の腫れを抑え、鼻の通りを改善します。
医療用の「ディレグラ配合錠(先発)」「プソフェキ配合錠(後発)」と同じ成分となっています。
服用時の注意点としては、
・本剤の服用は、鼻づまり症状が強い期間のみの最小限の期間にとどめ、鼻づまり症状の緩解がみられた場合には、速やかに抗ヒスタミン剤単独療法などへ、お切替えください。
・1週間服用しても症状の改善が見られない場合には、医師又は薬剤師に相談してください。また、症状の改善がみられても2週間を超えて服用する場合は、医師又は薬剤師に相談してください。
アレグラFXプレミアム お客様用小冊子より
という記載があります。
1~2週間以上の長期での服用は不適となりますので、注意が必要です。
服用タイミング
アレグラFXプレミアムの服用タイミングは「朝夕の空腹時」となっています。
有効成分「フェキソフェナジン」が食事との相互作用を受けるため、十分な効果発現の為「空腹時の服用」となります。
では空腹時とは??
明確は定義はなく、
空腹時:食事の1時間以上前または食後2時間以上あと
と覚えていただければOKです。
ちなみに、「アレグラFX」の用法は「1日2回」となっており、食後や空腹時などの指定はありません。「お薬は食後に服用!」という意識があるかもしれませんが、同様の理由で、アレグラFXも空腹時に服用することが有効です。

「アレグラFXの空腹時服用」ぜひ試してみてね💡
飲み合わせの注意
有効成分:フェキソフェナジンには相性の悪い成分があります。
それは胃薬「水酸化アルミニウム・水酸化マグネシウム含有製剤」です。
これらを同時服用することで、フェキソフェナジンの吸収が低下します。アルミニウム、マグネシウムそれぞれ単独でのデータはありません。。
そのようなお薬を飲んでいる方は2時間以上間隔をあけて服用することで、影響を抑えることができます。

制酸剤を継続する場合は服用タイミングをずらすか、アレルギーのお薬を変更するか検討💡
構造式から見る効果の差
人によって「こっちのアレルギーは効果があるんだけど、あっちは全然効果がない。」と言っていたりしませんか?
第2世代抗ヒスタミン薬は構造式(有効成分の形)から3つに分類分けができます。
アレグラFXの有効成分:フェキソフェナジンは「ベポタスチン(製品名:タリオンAR)」と同じ骨格を有しているため、「アレグラFXで効果がある人は、タリオンARでも効果が期待できる」「アレグラFXで効果が感じられなかった人は、タリオンAR以外のお薬に変えてみる。」というようにお薬選択のヒントになります。
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一般用医薬品分類
- アレグラFX:第2類医薬品(登録販売者、薬剤師による販売。)
- アレグラFXプレミアム:要指導医薬品(薬剤師による販売。使用者本人が購入する必要あり。(代理での購入不可))
となっています。ご購入の際に注意してください。
こども用の「アレグラFXジュニア」
こども用のアレグラについても紹介しておきます。
「アレグラFXジュニア」は7歳以上から服用が可能なお薬です。
第2類医薬品の為、登録販売者が勤務するドラッグストアにて購入可能です。
効能効果は「花粉、ハウスダスト(室内塵)などによる次のような鼻のアレルギー症状の緩和:くしゃみ、鼻みず、鼻づまり」で大人用のものと同じになります。
こども用の第2世代抗ヒスタミン薬は少なく、眠くなりづらいため学校の授業にも影響が出づらいことが特徴です。お薬選びの際に参考にしてください。
あとがき
これから花粉症のシーズンに入っていきます。
是非自分に合った「花粉症の薬」を見つけてくださいね。
ご参考になれば幸いです。

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