「PL配合顆粒」というお薬を聞いたことがありますか?
鼻水や発熱などで受診した際に処方された方は少なくないのでないでしょうか??
近頃この「PL配合顆粒」が市販で購入できると話題になっています。
テレビCMでもたくさん流れていますね。
この「PL配合顆粒」は馴染みがあるけど、その内容を詳しく確認したことはありますか??
他のかぜ薬より優れている点はどのようなところなのでしょうか?
一緒に見ていきましょう!

風邪で受診するといつも処方される薬💡
と認識されている方も多いかと思います。
市販で購入できる」「PL配合顆粒」を見ていきましょう!
「PL配合顆粒」とは??
そもそも「PL配合顆粒」とはどのようなお薬なのでしょうか?
医療用の「PL配合顆粒」をもとに見ていきましょう。

【販売開始(医療用)】
・1962年2月
すごくないですか? 60年以上前に使用されるようになったお薬です。
だからこそ誰もが知っているお薬なのでしょうね。

「PL配合顆粒」という名前が浸透していることがわかりますね💡
医療用「PL配合顆粒」有効成分
60年以上前から使用されている薬ですが、その有効成分は何があるのでしょうか?
【有効成分】
- サリチルアミド:解熱、鎮痛(通称NSAIDsの一種)
- アセトアミノフェン:解熱、鎮痛
- 無水カフェイン:中枢神経興奮(不快感の除去)
- プロメタジン:鼻水(抗ヒスタミン作用:第一世代)
計4種類の有効成分からなる薬剤です。
【効能効果】
医療用医薬品の添付文書(医療従事者用のお薬の説明書)の記載には、
「感冒もしくは上気道炎に伴る下記症状の改善及び緩和 鼻汁、鼻閉、咽・喉頭痛、頭痛、関節痛、筋肉痛、発熱」
と記載されています。
【用法用量】
「1回1gを1日4回経口投与」となっています。
1包が1gなので、1回1包服用になります。
ですが、医療用医薬品のPL配合顆粒が1日4回で処方されているのを見たことがありません。。。。1日3回がほとんどですね。
市販薬「パイロンPL配合顆粒Pro」
ついに市販で購入できるようになったPL配合顆粒ですね。

医療用「PL配合顆粒」と比較していきましょう。
【有効成分】
医療用と同じ。
【効能効果】
かぜの諸症状(のどの痛み、発熱、鼻みず、鼻づまり、くしゃみ、悪寒(発熱によるさむけ)、頭痛、関節の痛み、筋肉の痛み)の緩和
言い回しは異なりますが、医療用と同じ。
【用法用量】
「成人(15才以上)1回1包、1日4回、毎食後および就寝前に原則として4時間以上の間隔あける」となっています。
「成人(15歳以上)」というのと、「4時間以上の間隔をあける」という点が医療用と異なります。
配合成分考察
- サリチルアミド:解熱、鎮痛(通称NSAIDsの一種)
- アセトアミノフェン:解熱、鎮痛
- 無水カフェイン:中枢神経興奮(不快感の除去)
- プロメタジン:鼻水(抗ヒスタミン作用:第一世代)
の4種類が有効成分ですが、効果や副作用などはどうなんでしょうか。
【成分考察】
〇サリチルアミド:解熱、鎮痛 単剤で見ることはないですね。。。
〇アセトアミノフェン:含有量「150㎎/g」。小児の用量が「10~15㎎/kg(体重)」大人に対しては少ない印象。。
〇プロメタジン:第一世代抗ヒスタミン薬→眠気、ふらつきなどの副作用が起こりやすい。風邪症状で単剤で医療用医薬品が使用されることはないですね。。
値段
【パイロンPL配合顆粒Pro】(10%税込価格)
・12包(3日分) 1,780円(1,958円)
・18包(4.5日分) 2,280円(2,508円)
中々な金額しますね。。
職業柄「薬価」(医療用医薬品の金額)が「6.5円」(2025.1現在)であることを考えると、かなり強気の価格設定ですね。それだけ「PL配合顆粒」という名前が強いのでしょう。
購入をおすすめできるか?
結論から言って「おすすめはできない」です。 ※「PL配合顆粒」が最適な方ももちろんいらっしゃるかと思います。
ポイントとしては、
・成分が弱い。具体的には「アセトアミノフェンの量が少ない」、「のどの炎症止め:トラネキサム酸」「咳止め:リン酸コデイン」「去痰:カルボシステイン」などの成分が欲しかった。
・値段が高い
というところでしょうか。
他の総合感冒薬の方が優秀であると感じますね。
総合感冒薬は色々な商品が販売されていますので、商品選びの際は店頭にて薬剤師や登録販売者にご相談いただき選ぶことが重要かと思います。
こちら↓↓↓でも数種の総合感冒薬を紹介していますのでご参考になれば幸いです。

風邪と言ったら「PL配合顆粒」というブランド力はすごいですね💡
店頭にて自分に合った商品を見つけてくださいね💡

このサイトはアフィリエイト広告(Amazonアソシエイト含む)を掲載しています。
コメント