下痢や便秘…「セレキノンS」とは??

OTC医薬品

春になり新しい環境での生活がスタートしている方も多いかと思います。

慣れない環境でストレスを感じるとおなかの調子が悪くなることがありませんか??

今回は下痢や便秘を繰り返す過敏性腸症候群(IBS)の再発症状改善薬「セレキノンS」を見ていきましょう!

ストレスでおなかの調子が乱れる。。。そんな方は是非見てみてください💡

過敏性腸症候群(IBS)とは?

過敏性腸症候群(IBS)とは、

お腹の痛みや調子がわるく、それと関連して便秘や下痢などのお通じの
異常(排便回数や便の形の異常)が数ヵ月以上続く状態のときに最も考えられる病気です。

患者さんとご家族のための過敏性腸症候群(IBS)ガイド2023

とされています。

IBSになる原因はわかっていません。

IBSの診断基準にローマ基準というものがあります。

  • 最近3か月の間に、週に1日以上にわたっておなかの痛みが繰り返し起こり、その痛みが
  • 下記の2項目以上の特徴を示す
  1. 排便に関連する
  2. 症状とともに排便の回数が変わる(増えたり減ったりする)
  3. 症状とともに便の形状(外観)が変わる(柔らかくなったり硬くなったりする)

というものです。

これだけで診断される疾患ではないため、症状が当てはまる方は一度受診することをお勧めします。

IBSの分類

便の形状と頻度から「便秘型」、「下痢型」、「混合型」、「分類不能型」の4つの型に分けられます。

患者さんとご家族のための過敏性腸症候群(IBS)ガイド2023

ストレスを感じたり、緊張することで症状が強くなります。

IBSの治療

生活習慣の改善が第一です。

食事は刺激物をさけ、アルコールも控えることも重要です。

生活習慣の改善でも改善されない場合に医薬品の使用が検討されます。

適度な運動も効果があるとされています。

「セレキノンS」とは?

【効能】過敏性腸症候群の次の諸症状の緩和:腹痛又は腹部不快感を伴い、繰り返し又は交互に現れる下痢及び便秘(以前に医師の診断・治療を受けた人に限ります。)

【用法用量】1日3回 食前または食後(15歳未満は服用できません)

【成分】トリメブチンマレイン酸塩

有効成分である「トリメブチン」は胃運動・腸運動調律作用があります。胃や腸の運動が活発なときには抑え、運動が低下しているときには活発にし胃腸の症状を整えます。

医薬品分類

セレキノンSは「第2類医薬品」に分類されます。

ドラッグストア、薬局にて登録販売者や薬剤師による販売、もしくはオンラインで購入が可能です。

購入条件

このお薬を購入する際に特徴的な事項があります。

服用できない人の項目に「医師から過敏性腸症候群の診断・治療を受けたことがない人」という記載ががあります。

つまり、服用できる方は「これまでに医療機関に受診し、過敏性腸症候群の診断を受けた方ことがある方」に限ります。あくまで再発症状改善目的のお薬となります。

また、年齢は15歳以上から服用可となります。

使用上の注意には他にも項目がありますので、ご購入を検討される方は購入時に登録販売者、薬剤師にご相談ください。

あとがき

生活環境が変化する時期にはストレスがかかり、IBSの症状が悪化することが多いかと思います。

そんな時に服用すると安心できるお薬かと思います。

お薬を有効に使って新しい生活を楽しみましょう!

しっかり休息をとることを忘れずにね💡

 

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