夏になりじめじめしてくると「水虫」が気になりますよね。。。
「もしかして水虫か?」と感じる方も多いかと思います。
「水虫」とは何なのか??
「水虫」に効果的なOTC医薬品(市販薬)は??
どのくらいお薬を続ければよいのか??
そのような疑問も出てくるかと思いますので、一緒に見ていきましょう!

水虫の治療は継続することが重要だよ💡

「水虫」とは?
よく言われる水虫とは「皮膚真菌症」のことを言います。原因菌としては白癬菌によるものがほとんどです。白癬菌は「真菌」に分類され、「細菌」とは異なります。
足にできる水虫(足白癬)は3タイプに分類されます。
・趾間型:足の指の間に多く、皮がむけたり赤くなったり、ジュクジュクしたりします。
・小水疱型(汗疱型):菌が指趾間から広がり、かゆみを伴う水ぶくれ(水疱)ができます。
・角化型:炎症が軽微で、足の裏やかかとが硬く厚くなります。かゆみはほとんどみられません。
「水虫」の治療
抗真菌薬による外用療法を行います。
外用療法にて改善しない場合は内服の使用をすることがありますが、OTC医薬品では外用薬のみの販売となります。
外用薬の塗布期間は状態によって異なりますが、目安は
・趾間型:2か月以上
・小水疱型(汗疱型):3か月以上
・角化型:6カ月以上
となっております。
症状が良くなってきたからと中断せずに継続することが重要です。
また、水虫(足白癬)では症状が出ていない部分にも菌が存在していることがあり、お薬を広範囲に塗布しないと再発の原因となります。
白癬菌治療薬「ピロエースZ」軟膏・クリーム・液
【ピロエースZ 軟膏】
有効成分
・ラノコナゾール:抗真菌薬
・イソプロピルメチルフェノール(IPMP):殺菌
・グリチルレチン酸:抗炎症
特徴
刺激が少ない。ジュクジュクして薬がしみる水虫に。


【ピロエースZ クリーム】
有効成分
・ラノコナゾール:抗真菌薬
・イソプロピルメチルフェノール(IPMP):殺菌
・グリチルレチン酸:抗炎症
・クロタミトン:かゆみ止め
・l-メントール:かゆみ止め。清涼感。
特徴
かゆみ止め配合。べたつかない。伸びが良く広範囲に塗りやすい。


【ピロエースZ 液】
有効成分
・ラノコナゾール:抗真菌薬
・グリチルレチン酸:抗炎症
・クロタミトン:かゆみ止め
・l-メントール:かゆみ止め。清涼感。
・クロルフェニラミンマレイン酸塩:かゆみ止め
※アルコール(エタノール)を含有しているため、しみることあり。
特徴
かゆみ止め2種配合。直接薬剤に触れずに塗布が可能。カサカサタイプに。


全剤型共通で、
効能・効果:みずむし、いんきんたむし、ぜにたむし
用法:1日1回
となっています。
主成分である「ラノコナゾール」は医療用医薬品「アスタット」(軟膏・クリーム・液)に配合されている成分になり、含有量も同量配合されています。
「水虫」にならないためには?
感染は「白癬菌に感染した人の皮膚を素足で踏んだりして菌が付着し、傷ついた角質から入り込み、繁殖しやすい環境にあった場合」に成立します。
「繁殖しやすい環境」とは「高温多湿」な環境を指します。汗や汚れが残っていることも繁殖しやすい環境になります。
①通気性の良い靴を履く
②家の中を清潔に保つ
③毎日入浴し、足をきれいに保つ。
④足を洗うときは硬いものを使用しない。(きず防止)

乾燥、清潔を意識してみてね💡

このサイトはアフィリエイト広告(Amazonアソシエイト含む)を掲載しています。
コメント