前回は内服薬:ロキソニンPROフィジカルについて見てきましたが、今回は貼り薬のロキソニンを見ていきましょう!
整形外科受診時など、処方された方も多いお薬の一つかと思います。
処方薬だと「ロキソニンテープ」「ロキソプロフェンテープ」が同じお薬になります。
肩の痛みや腰の痛みが気になる方は直接作用する貼り薬の使用を検討してはいかがでしょうか??
どのような貼り薬なのか見ていきましょう!

患部に貼るだけなので使い方も簡単💡

「ロキソニン」とは?
「ロキソニン」とは、非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)に分類される有効成分「ロキソプロフェン」を配合するお薬の名称です。
この「ロキソプロフェン」は鎮痛、抗炎症、解熱作用を発揮します。そのため、内服薬は頭痛・歯痛・筋肉痛・発熱などに使用されるお薬です。
この「ロキソプロフェン」を配合したお薬で、第一三共ヘルスケアが市販薬として販売しているシリーズが「ロキソニンシリーズ」になります。
↓↓↓飲み薬のロキソニンが気になる方はこちらをご参考にしてください。
「ロキソニンSテープ」とは?
簡単に紹介すると、
「ロキソニンSテープ」とは「ロキソプロフェン」を配合する痛み・炎症止めの貼り薬
です。
【有効成分】
ロキソプロフェン水和物
【効能・効果】
腰痛、肩こりに伴う肩の痛み、関節痛、筋肉痛、腱鞘炎(手・手首の痛み)、肘の痛み(テニス肘など)、打撲、捻挫
【用法・用量】
1日1回患部に貼付
連続して2週間以上使用しない。
【年齢】
15歳以上
【医薬品分類】
第2類医薬品
貼付部位から有効成分「ロキソプロフェン」が吸収され、効果を発揮します。
1日1回使用のため、24時間効果が持続します。
テープタイプで薄いため、お洋服の下でも目立ちません。
香りはかすかにメントールのにおいがします。
サイズは2種類。
- ロキソニンSテープ:1枚あたり7㎝×10㎝(医療用ロキソニンテープ50㎎と同じサイズ)
- ロキソニンSテープL:1枚あたり10㎝×14㎝(医療用ロキソニンテープ100㎎と同じサイズ)
ロキソニンSテープ | ロキソニンSテープL(大判) | |
大きさ(1枚あたり) | 7㎝×10㎝ (医療用ロキソニンテープ50㎎と同じサイズ) | 10㎝×14㎝ (医療用ロキソニンテープ100㎎と同じサイズ) |
使用上限量(1日あたり) | 4枚 | 2枚 |
おすすめ貼付部位 | 肩 | 腰 |
価格【税込】 | 7枚 1,188円(169.7円/枚) 14枚 1,958円(139.8円/枚) 21枚 2,728円(129.9円/枚) | 7枚 1,958円(279.7円/枚) |
貼付部位に対して、貼り薬が大きい場合ははさみで切って貼ってもOK。
使用上の注意
- 15歳未満は使用しない
- 1日の上限枚数を守る
- 連続して2週間以上使用しない
市販薬では1日の上限枚数が設定されていますのでご注意を。(上記表に記載)
2週間以上使用する方は受診をおススメします。
この貼り薬は痛みを一時的に緩和するものです。
5~6日間使用しても症状が改善されない場合は、他の疾患の可能性がありますので受診しするようお願いします。
妊婦さんへの使用
「相談すること」の欄に、
1.次の人は使用前に医師、薬剤師又は登録販売者に相談して下さい。
(3)妊婦又は妊娠していると思われる人
と記載があります。
ロキソプロフェンを含むNSAIDsと言われる成分は胎児動脈管を収縮する作用がある為、妊娠後期(妊娠28週以降)での使用は推奨しません。主治医の先生の指示を仰ぐようにしてください。
使用時のアドバイス
貼り薬を同じ場所に使用していると、肌のかゆみや赤みがみられることがあります。
これは肌に負担がかかっている証拠です。
その負担を軽減するために重要なのが「貼付時間」「はがし方」です。
- 貼付時間:短めに。日中に痛みが強ければ夜間は貼付しない、など調整してみる。
- はがし方:濡らしてからはがす。テープを濡らすことで粘着力が低下します。はがすときの刺激も軽減できます。
いろいろ試しても貼り薬でかゆくなったりする方は、貼り薬ではなく塗り薬を使用することもおススメです。
あとがき
今回は貼り薬の「ロキソニン」を見てきました。
ロキソニンシリーズの貼り薬や塗り薬は他にもいろいろあるので、今後ご紹介していければと思っています!
お薬は使用上の注意を守ってご使用くださいね。

ご家庭に常備しておくと良いかも💡


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