赤ちゃん・子どもにも使用できる虫刺され用のお薬は??
赤ちゃんは自分で体を守ることができません。。
外出の際に体温調整のため、手足をすべて覆うことも難しいかと思います。
虫に刺されたときに使用できるお薬を見ていきましょう!
今回もお馴染みの「ムヒ」シリーズで見ていこうと思います!

赤ちゃん・こどもに使用できる「ムヒ」を見ていきましょう💡

赤ちゃん・子どものお肌の特徴
大人に比べると角層が薄く、バリア機能が低いです。また、外部刺激に敏感で、水分が蒸発しやすい状態にあります。
虫刺されの際には反応が強く出やすいため、大きくはれることもあります。
また、虫に刺された部分からばい菌が感染し、可能することもあります。かゆみが強い場合には、搔き壊して「とびひ」が生じることもあるので注意が必要です。
赤ちゃん・子どもに使用するお薬
虫刺されの際に使用されるお薬は、
【アレルギー症状を抑えるお薬】
- 抗ヒスタミン薬(外用)
- ステロイド剤(市販薬は外用のみ)
があります。
「ステロイド」と聞くと不安な方もいらっしゃつかと思いますが、適正な期間使用することで副作用のリスクを最小限にすることが可能ですので、安心して使用していただければと思います。
「ステロイド剤」についてはこちらの記事にて説明していますので、ご興味のある方はこちらをご参考にしてください。↓↓↓
注意点
ここからお薬の紹介をする前に注意点を記載します。
市販薬を5~6日間使用しても症状が良くならない場合は医療機関受診!
症状が強い場合、発熱などの症状がある場合も受診!
市販薬で対応できないケースがありますので、ご注意ください。
「ムヒ・ベビーb」 生後1か月以上
まずは名前にベビーが入った「ムヒ・ベビーb」から見ていきましょう。



【有効成分】
- ジフェンヒドラミン(1%):抗ヒスタミン薬(かゆみ止め)
- グリチルレチン酸:抗炎症
- イソプロピルメチルフェノール:殺菌
- トコフェロール酢酸エステル:ビタミンE。血流を改善、回復を早める
【効能】
かゆみ、虫刺され、皮膚炎、かぶれ、蕁麻疹、湿疹、しもやけ、あせも、ただれ
【用法・用量】
1日数回、適量を患部に塗布
こちらは赤ちゃんに使用しやすいように「ステロイド」「l-メントール(清涼感)」「dl-カンフル(清涼感)」が配合されていないお薬です。
かゆみ止め独特の「スーッ」とする成分が入っていないため、赤ちゃんに使用しやすいですね。
虫刺され後に早く塗るほど効果的です。
「生後1か月以上」が使用の目安となります。
「液体ムヒベビー」 生後3か月以上
こちらは「液体タイプ」のムヒ・ベビー。



【有効成分】
- ジフェンヒドラミン(2%):抗ヒスタミン薬(かゆみ止め)
- パンテノール(プロビタミンB5):お肌の正常化
【効能】
かゆみ、虫刺され、皮膚炎、かぶれ、蕁麻疹、湿疹、しもやけ、あせも、ただれ
【用法・用量】
1日数回、適量を患部に塗布
有効成分を見てみると2種類だけなのですが、かゆみ止め成分「ジフェンヒドラミン」が「2%」配合されており、「ムヒ・ベビーb」の2倍になります。
「パンテノール」が配合されているため、掻き壊しなどによる症状悪化を防いでくれます。
無香料、無着色、弱酸性のため刺激が苦手な子に適しているかと思います。
「生後3か月以上」が使用の目安となります。
「ムヒS」 生後3か月以上
皆さんお馴染み「ムヒS」です。



【有効成分】
- ジフェンヒドラミン(1%):抗ヒスタミン薬(かゆみ止め)
- l-メントール:清涼感(かゆみ止め)
- dl-カンフル:清涼感(かゆみ止め)
- グリチルレチン酸:抗炎症
- イソプロピルメチルフェノール:殺菌
【効能】
かゆみ、虫刺され、皮膚炎、かぶれ、蕁麻疹、湿疹、しもやけ、あせも、ただれ
【用法・用量】
1日数回、適量を患部に塗布
こちらの「ムヒS」には「ステロイド」が配合されていません。
かゆみ止め成分はしっかり配合されているので、虫に刺されたらすぐに塗ってあげましょう。
清涼感のある「l-メントール」「dl-カンフル」が配合されているので「スーッと」した使用感になります。
「生後3か月以上」が使用の目安となります。大人の方の虫刺されにも効果的です。
「ムヒアルファSⅡ」 生後6か月以上
こちらは「ムヒS」の上位バージョンですね。



【有効成分】
- デキサメタゾン酢酸エステル:ステロイド成分(抗炎症)
- ジフェンヒドラミン(2%):抗ヒスタミン薬(かゆみ止め)
- l-メントール:清涼感(かゆみ止め)
- dl-カンフル:清涼感(かゆみ止め)
- クロタミトン:かゆみ止め
- グリチルレチン酸:抗炎症
- イソプロピルメチルフェノール:殺菌
【効能】
かゆみ、虫刺され、皮膚炎、かぶれ、蕁麻疹、湿疹、しもやけ、あせも
【用法・用量】
1日数回、適量を患部に塗布
「ステロイド」が配合されているお薬になります。
配合されているステロイドは「デキサメタゾン酢酸エステル」というもので、ステロイド内の効果としては「ウィーク」に分類されます。お子さんから大人まで安心して広く使用できる成分です。
かゆみ止め成分「ジフェンヒドラミン」も「2%」配合されており、子どもの虫刺されには十分対応できるお薬かと思います。
「生後6か月以上」が使用の目安となります。
ステロイドが配合されているので、注意書きに「長期連用しないでください(目安として顔面で2週間以内、その他の部位で4週間以内)」と記載がありますが、前提として、
市販薬を5~6日間使用しても症状が良くならない場合は医療機関受診!
症状が強い場合、発熱などの症状がある場合も受診!
となりますので、ご注意ください。
「ムヒパッチA1」 1歳以上
みんな大好き「アンパンマン」のイラスト入りの貼り薬です。



【有効成分】
- ジフェンヒドラミン(1%):抗ヒスタミン薬(かゆみ止め)
- l-メントール:清涼感(かゆみ止め)
- イソプロピルメチルフェノール:殺菌
【効能】
かゆみ、虫刺され、しもやけ
【用法・用量】
1日数回、患部に貼付
こちらは「パッチ」タイプのお薬です。
かゆみ止め成分が配合され、清涼感のある使用感のため、かゆみに特化した製品であるといえます。
かきむしってしまうお子さんに適したお薬ですね。
【使用方法】
- 1回の使用は4~5時間を目安
- 同じ場所に長時間の使用は避ける
- 汗をかいたり、皮膚がぬれている時は、よくふき取ってから使用
- はがすときの刺激が強い場合は、「お風呂に入っているときにはがす」など、お薬を濡らしてからはがす
- 一度にはる枚数に制限なし
あとがき
いかがでしたでしょうか。
それぞれのお薬に特徴がある為、お薬選択の際の参考になればと思います。
赤ちゃん・子ども用でお薬を見てきましたが、全て大人の方でも使用できますので、お子さんと一緒に使用してみてください。
外出の際の虫刺され対策として、ひとつは携帯しておきたいですね。

万全な夏の虫さされ対策を💡


このサイトはアフィリエイト広告(Amazonアソシエイト含む)を掲載しています。
コメント