皮膚トラブルに「新リビメックス」!!

OTC医薬品

今回は「新リビメックスコーワW」について見ていきます。
あまり聞き馴染みのない名前かと思いますが、汎用されているお薬の一つであります。

医療用では「リドメックス」という名前で使用されているお薬と同成分を配合しています。

医療用の「リドメックス」とはどこが違うのか?
「新リビメックスコーワW」の特徴は?

色々とみていきましょう!

どのような特徴があるお薬なのでしょう?
一緒に見ていきましょう💡

メーカーHPより引用

新リビメックスコーワWとは?

まずは「新リビメックスコーワW」とはどのようなお薬なのか見ていきましょう。

【有効成分】

  • プレドニゾロン吉草酸エステル酢酸エステル:ステロイド成分
  • ジフェンヒドラミン:かゆみ止め
  • アラントイン:皮膚組織の修復
  • トコフェロール酢酸エステル:ビタミンE。血行促進

【効能・効果】
湿疹、皮膚炎、かぶれ、かゆみ、あせも、虫刺され、じんましん

【用法・用量】
1日数回、適量を患部に塗布

【医薬品分類】

指定第2⃣類医薬品

【してはいけないこと】

  • 次の部位には使用しない
    水痘(水ぼうそう)、みずむし・たむし等又は化膿している患部
  • 顔面には、広範囲に使用しない
  • 長期連用しない

この医薬品の特徴は、

「ステロイド」と「かゆみ止め成分など3種」が配合されていること

です。

抗炎症効果の高い「ステロイド」成分と、「かゆみ止め」「皮膚組織修復」「ビタミンE」が配合されていることにより効果を発揮します。

ローションのみ「ステロイド」成分のみの配合となります。
そのため名称も「新リビメックスコーワ」となっており、「W」の記載はありませんのでご注意ください。

こちらに配合されている「プレドニゾロン吉草酸エステル酢酸エステル」がステロイド成分となっています。
アンテドラッグと呼ばれる特徴のある成分となっていますので、見ていきましょう。

アンテドラッグとは?

アンテドラッグとは「患部で作用を発揮した後、速やかに代謝され薬効を失う」成分のことです。

「ステロイド」と聞くと「副作用が怖いお薬」と感じる方もいるのではないでしょうか?

プレドニゾロン吉草酸エステル酢酸エステルは効果を発揮した後に、速やかに代謝されるお薬となっていますので安心して使用できることができます。

医療用「リドメックス」との違いは?

医療用医薬品である「リドメックス」を聞いたことがある方もいるのではないでしょうか?

リドメックスは有効成分として「プレドニゾロン吉草酸エステル酢酸エステル」のみを配合する医薬品です。
新リビメックスコーワWと同じ濃度が配合されています。

「違い」とすると、「かゆみ止め」「皮膚組織修復」「ビタミンE」が配合されいているかどうか、というところです。

医療用の「リドメックス」を探している方は「新リビメックスシリーズ」を探してみると良いでしょう。

ステロイドのランク(強さ)は?

「プレドニゾロン吉草酸エステル酢酸エステル」のランク(強さ)は「ミディアム」に分類されます。

「ステロイド」とは体内で生成されるホルモンの一つであり、お薬で使用されるステロイドは化学的に合成された成分になります。

この「ステロイド」の外用剤を抗炎症効果の強さにより5種類にランク分けされています。

ランク成分名(OTC商品名)備考
Ⅰ群 ストロンゲスト医療用医薬品
Ⅱ群 ベリーストロング医療用医薬品
Ⅲ群 ストロング・ベタメタゾン吉草酸エステル
(リンデロンVs、ベトネベートクリームS、ベトネベートN軟膏AS)
・フルオシノロンアセトニド
(フルコートf)
医療用医薬品
一部OTC医薬品(市販薬)
Ⅳ群 ミディアム・プレドニゾロン吉草酸エステル酢酸エステル
(新リビメックスコーワ)
・ヒドロコルチゾン酪酸エステル
(ロコイダン軟膏)
医療用医薬品
一部OTC医薬品(市販薬)
Ⅴ群 ウィーク・プレドニゾロン
(コートf MD)
・デキサメタゾン酢酸エステル(液体ムヒS2a)
医療用医薬品
一部OTC医薬品(市販薬)

塗布部位に応じたランク選択

「顔」や「腕」など、症状の部位によって「どのお薬を選べばいいんだろう?」と考えたことはありませんか??

これはとても重要なことで、体の場所によって塗り薬の吸収率に差があります。

一般的に、前腕に塗り薬を塗布した場合の吸収量を「1」とすると、

・頭皮 3.5倍

頬 13.0倍

陰嚢 42.0倍

・足首 0.42倍

・足底 0.14倍

と言われています。

そのため、吸収率の高い顔面や陰股部には弱めのランク、腕や足には強めのランクを選ぶようにしましょう。

大人の方では、アトピー性皮膚炎でのステロイド ランク選択を以下のように考えます。

部位ステロイド ランク
Ⅲ群 ストロング
Ⅳ群 ミディアム
Ⅴ群 ウィーク
体幹、四肢Ⅲ群 ストロング
実際には個々の症状により選択されます。

小児では吸収が高いため、成人の場合より1~2ランク低いものを選択することが目安になります

塗り薬を選ぶ際の参考にしてください。

「軟膏」「クリーム」「ローション」どれを選ぶ?

では「軟膏」「クリーム」「ローション」はどれを選択すればよいでしょう?

一般的に薬物の吸収は、

クリーム > 軟膏 > ローション と言われています。

特徴をまとめると、

剤型特徴
軟膏あらゆる部位に使用可能。
べたつきあり。てかてか光る。
クリーム湿潤面には向かない。
べたつかない。
刺激性あり。
ローション頭皮などの有毛部に有効。
刺激性あり。

塗布部位、好みによって使い分けてよいかと思います。

使用方法

ステロイドを塗布する際によく言われるのが「FTU(Finger Tip Unit)」です。

「FTU」とは「塗る量」の目安のことで、軟膏やクリームをチューブから出す際に「人差し指の先から第一関節にのる量」が「手のひら2枚分の面積」に塗る量とされています。

適切な塗布量は「ティッシュが貼り付くくらい」が目安です。

「ステロイド」・・・副作用は?

「ステロイド」というのはきいたことがある人が多いのではないでしょうか??

良いイメージを持っている人、反対に悪いイメージを持っている人がいいると思います。

結論から言って「使用方法を守って使用していただければ安心して使用いただけるお薬」です。

ステロイド外用剤は優れた抗炎症効果をもたらすお薬でありますが、「大量」「長期」に使用すると全身性の副作用を発現する可能性があります。

そのため説明文書に、

・症状が改善した後は漫然と連用しないでください。

・長期連用しないでください。

と記載があります。

あとがき

この「新リビメックスコーワW」は医療用の「リドメックス」をさらに効果を高めた製品かと思います。
良いお薬ですので、肌トラブルに悩む方の選択の一つになってくるかと思います。

お薬選びの参考にしてね💡

 

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